2014.04.8
ストーヴ終い
春が来た。
と同時に冬の楽しみが ひとつ 無くなった。
昨年10月戌の日、火入れ式を古式ゆかしく行い、稼働を始めた
ペレット&薪ストーブだったが、
先週末をもってお役目終了となった。
冬の間は必ず焚いて、暖房はもちろん、その炎を見る事でなぜか癒され
ながら冬の毎日を過ごしてきた。
燃料のリンゴの木の薪もあれほど大量にあって、2、3年はもつのではないか
と思われたが、結構な消費量であった。
月日が経つのは早いものである。
このストーヴ
ペレット燃料を自動投入する手巻きのゼンマイ仕掛けもなかなか言う事を聞かず、
ちょこちょこ止まってしまう。
このデジタル時代において、まことに手のかかるアナログな装置なのだが、
そこに価値があるような気がする。
論理的、科学的、定量的に物事を考えている現場において、
まことに単純で無骨なストーヴとその炎をみていると、
ほっと一息つけるのかもしれない。
(一息つきすぎるのかもしれないが)
寒い冬は基本的に嫌いであるが、このストーブに火が入る時が来るのが待ち遠しい。
さて、冬に備えて
次は薪作りだ。