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2014.05.21

20年

人は老いる

そして、いつか向こうの人になり、忘れ去られる。

 

長野県産業廃棄物協会 (現 長野県資源循環保全協会)

我々の業界団体が、社団法人になってから20年の節目を迎えた。

20ねん真

昭和51年 長野県産業廃棄物処理協会 設立

平成6年 社団法人長野県産業廃棄物協会 法人化

 

協会設立当初、任意団体、しかも悪のレッテルを貼られていた業界の地位向上を図る

には協会を社団法人化して、公的な団体にするしかないとの共通認識であった。

しかし、その「難題」に取り組むひとは誰もいなかった。

 

ご来賓の挨拶で、社団法人化に大変なご尽力をいただいた石田県会議員も当時の

ことを振り返った。

そこで出てきた話しが 林襄会長のことであった。

石田県会議員は、公の席ではあるが、ごく私的な話しとして、林会長との事を

話しはじめた。

業界に対する県民の誤解を解きたい

その為には、なんとしても社団法人化を実現させなければならない

という熱い志に突き動かされて

夏の暑い中、何度も知事室へ脚を運んだことなど、

林襄の情熱と、県庁を奔走していた二十年前を懐かしく振り返った。

 

人は老いる

そして、いつかは向こうの人になり、忘れ去られる。

 

しかし、こうして父が死んで十三年も経ったにも関わらず、

二十年前の話しに登場させていただき、人々に思い出してもらえるというのは

遺されたものとしてはありがたいことだ。

 

改めて父 林襄は「大きな仕事」をやり遂げたのだなと実感した

法人化20周年記念式典であった。

 

林襄が望んだ業界の地位向上

林襄が描いた循環型社会の実現

に少しは近づけているのであろうか。