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2014.09.17

少年からの卒業

「レギュラーになれなくてごめんなさい」

と親に手紙を読む彼に、

そんなことはない、よくやったじゃないか。 おれは見てたぞ。

と心の中でつぶやいた。

 

前日の我が母校の敗戦から気を取り直して、中3の息子のチーム

長野東リーグの引退試合に行った。

3年生と、1、2年生が試合をして、これを最後に中学硬式野球から引退するのだ。

今年の3年生は力があり、試合は3年生の圧勝。

改めて彼らの成長ぶりを振り返る事が出来た。

 

試合後は、セレモニー

選手一人一人が親を前にして手紙を読むという、ちょっとヤバいセレモニーだ。

改めて、子どもから手紙を読まれると恥ずかしいものだが、

子どもにしてみれば、今までの野球生活を振り返る良い機会なのだ。

 

小学校から野球を続けてきた彼ら。

親に送ってもらったり、弁当を作ってもらったり、審判やグランド当番をやってもらった

感謝の気持ち、

そして試合で負けた悔しさ、怒られた怖さ、

いろんな思いを語っていた。

 

その中にはレギュラーになれなかった選手だっている。

試合でヒットを打てなかった選手だっている。

でも、彼らなりに一生懸命努力をしてきたその姿は、周りの大人や仲間が

ちゃんと見ていた。

 

だから、レギュラーになれなくたっていいんだ。

この厳しいチームで、

真面目に練習に取り組んで、しのぎを削って来たその努力は、

高校へ行って

その先の大人になって、必ず活きてくるだろう。

 

堂々と、胸を張って、この長野東リーグを卒業していってほしい。

 

彼らはいま、少年から青年へと成長しようとしている。

 

長野東リトルシニア

息子にとって、かけがえの無い仲間ができた。

(親父にとっても思いも寄らない仲間ができた?)

卒業