2015.08.3
ZEROへの道程 九月二十五日
九月二十五日 日本人女性二人
昼食をたべていたら、二人の日本人女性が入ってきた。もともとは一人一人で
旅行に来たのだという。すんごいことだ。女性が一人で南米旅行だなんて。
はなしによると、日本人もけっこういるようだがひとつの宿にかたまっていて
あまり外に出ないようだ。日本人がたむろしているところには行きたくない。
二十九日には一緒にプーノに行くことになった。
市内カンコーの中でも圧巻は、なんとか寺院にのこるインカ時代の石組み。
これはふごい。あまりの精密さに気もちわるくなるほどだった。カミソリの刃
一枚とおさないとはこのこと。自分一人で何回もうなってしまった。
よるは、おどりと音楽をみた。そのうちの一人のおどっている子、かおが小さくて
とてもかわいかった。ずっとその子にみとれてしまった。今回は完全にホレて
しまった。あの子がその気なら日本につれて帰って一緒にくらしてもよいと思った。
きのうの子たちも大きくなったらおどってかせげばいいのに、二人ともいい線
いってるから。
やはりカゼをひいたかもしれない。
でもカゼなんかひいていられない。明日はマチュピチュだ。
やっぱり、こういう旅行は余裕をもってしたい。クスコだって十日いたっていい。
旅行はのんびりするにかぎる。
ユーラシア大陸を旅行するときは、時間にしばられず、ゆっくり旅するぞ。
クスコは、なんか、好きだな。
そういえばクスコには乞食がいない。
ますしい街だからいてもいいはずなのに。
両替 $20=10,500インティ(1ドル=5250インティ)
よるめし 26,000インティ おどり15,000インティ
ジュース700、1200 入場 3000インティ ひる 10,000インティ
マチュピチュ、サクラバレー周遊 123ドル
(当時の日記原文まま)