2015.08.26
調べ物
最近何かを調べるというと、すぐさまインターネットに検索ワードを入れる。
オコエ シニアとか 清宮 弟とか 昔の路線価とか
で、大概のことは調べがついてしまう。
だが、難儀したのが、「昔の路線価」
ちょっと必要になったので、ここら辺の路線価、つまり土地の価格を調べようと
思い、検索してみたのだが、国税庁のサイトには過去3年間しか載っていなくて
私設ページで過去9年間まで遡ることができたのだが、その先のデータは
出てこない。
さらに調べようとすると、国立国会図書館の閲覧ということになるのだが、これも
利用者登録などが必要で面倒だ。
ここで、活用できるのは図書館だ。
県立図書館に所蔵されている一番古い昭和64年/平成元年から平成17年までの
路線価図 30冊 を書庫から出してきてもらい、力技で調べ始めた。
まずは、近年から。
索引ページなどから場所を特定すると意外と簡単におめあての路線価がわかった。
あとは同様に調べていってさあ、ふた山め
と過去へ遡って調べていくと、平成13年より前の路線価図では、お目当の場所
が載っていなかった。
どうも、主要な部分しか路線価がなかった?のかもしれない。
で、路線価に準ずる公示価格とか公示価格に準ずる標準価格だとかを調べて
なんとかおめあての土地の傾向を掴むことができた。
わかったことは、長野市全体もそうであるが、未だに土地の価格が下落している
ということ。
平成8年9年あたりをピークに、一直線に下落しているのだ。
こういうところにも日本経済の衰退の傾向はあるのだなあ、と感じた。