2018.07.12
夏100回
今年も重くて切ない夏が始まっている。
100回目の節目の大会である。
我が息子はもうこの舞台には立てないので、どうってことないはずだが、、
やはり夏は重たくて切ない。
知り合いの息子が最後の夏を迎えた。
ピッチャーは、マウンドではひとりぼっち、だれも助けてくれない。
そこに、
負けるとおしまいという極度のプレッシャー、
伝統校への周囲の期待、親やベンチを外れた選手の願いを背負い、
春先から不調のエースに変わってエースナンバーを背負い、
主将としてチームを背負い、優勝候補に挑んだ。
そして堂々と勝負したが、力及ばなかった。
早すぎる夏の終わりだったかもしれないが、彼が得たものは大きかったの
ではないか。
これだけのものを背負った経験は、いつかどこかで、必ず生きてくるはずだ。
大きな期待を背負える人間に、、
その大きな一歩を彼は踏み出した。
栄冠は君にかがやく。