2018.11.20
ゴロが、、、。
ブログネタに困ったら人様のブログから盗む。
野球にエラーはつきものである。
だれも、やりたくてやってしまったエラーなどないのだが、それでも
「おえ!」と思わず声に出してしまった伝説のエラーもある。
母校明治大学の名物練習といってよい「ノーエラーノック」
レギュラークラスの選手が一つの守備位置に2、3人づつ配置されてノックが
始まる。
レフト、センター、ライト、そして内野と全員がエラーなしで上がらないと練習が
終わらない。
私が今まで見てきた中で最高にうまいノッカー(助監督)が難しい打球を打ち分ける
ので、そうそうすんなりと行かない。
その日もどのくらい時間が経った頃だろう、外野をクリアして内野へ
サード、ショート、セカンド、さあ最後のファースト、
ノッカーも流石にぼてぼてのイージーな打球を打ってくれた、、、
「取るな、取るな」と周りが騒ぐ、つまりボールが止まるまで待てと、、、、
そして、ボールが完全に止まったのを確かめてボールを拾い上げた、
と思ったらそこからの落球、はいエラー。
「おえ!」これにはボール拾いをしていた下級生の我々はがっくり。
もっとも、エラーをした同級生の彼が一番焦ったのは言うまでもない。
長い野球人生だが、止まっているボールをエラーした人をみたのはあの時一回
だけだった。
そんなわけで、野球の質問につきものの「どこを守っていたのですか」の質問に
彼は「バッター」といまだに答える。
しかし、あれだけのプレッシャーのかかる練習は他になかったなあ。
誰にでも弱みはある、ということか。