2020.11.26
登山の安全管理
登山をする時の安全対策においてもっとも重要なこと、、、
それは、登らない事である
とどこかの山岳ガイドが述べていた
実は、先日も性懲りも無く山へ行こうと天気予報とにらめっこしていた
で、前日夕方の最終予報で
「高所は雪、低所では雨が降るが未明には止み、晴れる」
とのことで、3時起きして燕岳に登るべく中房温泉登山口まで行ったのだが
5時を過ぎてもシトシトと雨は降りしきるし、明るくなってきても霧が
濃い状態のままだった
そうなると、元来のマイナスストーリー思考がフル回転して、
「まずは雨でぬかるんだ道を歩き始め、標高が上がると新雪が広がり
踏み跡がなくどこが登山道かわからない、おまけに濃い霧で方向感覚も
なくなり立ち往生、、、、」
と、弱気になった時点で今回は登る前に敗退となった
帰り始めると、すぐに雨が止み加減になったので、途中車を止めて空を見上
げてみたものの、一度やめると決めて未練がましく登って何かあったら
悔いが残る、、、、との思いでそのまま帰ってきた
結局その日は長野市内でもどんよりと曇ったまま、晴れていれば見える
爺ヶ岳〜鹿島槍の北アルプスも雲の中だったので、判断は正解だった
(北アルプスがくっきり見えてしまうと後悔をしたのだろうけど)
ということで、最も重要な安全対策(登らない)を怠る事なく
今後も登ることとしたい