2024.12.30
2024 断
令和六甲辰
今年を振り返る
震
元旦、実家の二階で整理をしていたら、木造の家全体が軋むような大きな揺れ
2日、羽田空港での航空機大炎上
とてつもなく重苦しい年明けとなった
2月1日、会社を代表して真っ先に輪島の災害廃棄物仮置場へ入った
長い復旧の道のりの、ほんのわずかな一歩だった
死
つい先週まで机にいた社員が、死んでしまった
強いやつだったが、病には勝てなかった
私は、彼が生きたかった一日、彼に胸を張れるような一日を過ごしているだろうか
走
なんでこんなに辛いことをしなくてはならないのだろう、、と下り坂で繰り返し
思いつつ、次の上り坂ではダッシュする
過酷な練習を繰り返した割には、長野マラソンでギリギリ完走というテイタラク
まあ、今年は直前のコロナのせいにしておこう
山
天候不順を理由としてなかなか登らなかった(正解だけど)
登ってみると、体力のなさを改めて確認するかのようだった
特に最後の奥アルプス2泊3日は、体力の限界を感じた過酷な登山となった
断
長野マラソンの坂道ダッシュ(下り坂の負荷)、奥アルプスへの過酷な登山によって
いままで燻り続けていた、腓骨筋腱が悲鳴をあげた
なので、今年も色々あったが、最後の「断」が今後の人生を考えていく上で重要な
カギになるのではないか
60歳の節目を迎えるにあたり、58歳のいまから準備していく
これからの2年は非常に大事な時期になってくる
その警告のための断であった
了