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2011.12.30

今年一年を振り返ってみたい。

 

今年は全ての平成日本人にとって忘れることのできない一年であった。

昨年暮れの雑感で私は 「時代が動いている」 と書いた。

これから先、天地がひっくり返るほどの出来事が起きるかもしれない、、とも書いた。

 

そのせいではないと思うが、それは起きた。

この春起きた震災を総括するのはまだ早いし、自分のなかでどのような位置づけにするのかもまだ解らない。

ただ、起きてしまったことはありのまま、

自分の体の中に 「感覚」 として一生消えることのないよう、刻みこみたいと思う。

 

   絆 という一文字に込めて。

 

 

今年の私は、 「決」 の一年であった。

 

元来、物事を決めるのに、ああでもないこうでもないとイロイロと悩むたちで、

何か物を買う時、たとえば自分へのご褒美に購った最初の時計は1年半の月日をかけてあれこれ探してみたし、

スーツの生地を選ぶのも、靴を選ぶのもじっくりと時間をかけて吟味する。

レストランに入るとメニューをはじからはじまで眺めて注文したものの、もう一回訂正をする、、、

などなど、まあプライベートはこれでも仕方のないこと、それを楽しんでいるフシがあるが、

仕事はそういうわけにはいかない。

 

ここ数年来考えてきた会社の行く末、会社の方向性を根本から見直す機会、、、、

 

考えてみれば、会社は何かを決めていかなければ何一つ動かない。

それは社員一人一人、あるいは役職者の判断かもしれないが、全て私の信任のもとに決めてもらっているのであるから、あらゆる決定は私がしていることになる。

 

なので、社長の仕事は決めるという一事でしかないということも言える。

そんな社長の仕事のなかでも一番大きな仕事と言っていい 「決断」 をした年であった。

 

いまでもその決断が正しかったかどうかは解らない。

だが、その決断を正しい道に導くしかないのである。

 

今年決断した幾つかの場面に向かう時、昨年末に聴いていた 想 望  を再び聴き、

地殻変動の如く時代が動いた明治維新に思いを馳せ、

みすず工業の歴史の転換点であることを心に刻みこみながら、勇気を振り絞ってその場に臨んできた。

 

来年はみすず工業に地殻変動を起こす年である。

 

  本日天気晴朗ナレドモ波高シ

 

行く先のやるべきことは、晴天の如く視界良好

しかし、そこに辿りつくまでには、嵐のごとく高い波が待ち構えていることだろう。

 

まあ、行くとするか。