2018.09.21
ONE SHOT
まえにも書いたが、私は映画青年だった。
それを思い出したわけではないが、最近時間があれば映画(DVD)を観る
映画おじさん、になっている。
STARWARS 全作上映(エピソード4、5、6、1、2、3、7)やら
猿の惑星全作上映(猿の惑星、続・猿の惑星、新・猿の惑星、猿の惑星・征服、
最後の猿の惑星、猿の惑星「創世記」、猿の惑星「新世紀」、猿の惑星「聖戦記」、
PLANET of the APES/猿の惑星)やら、
その他いろいろTSUTAYAで適当に借りている。
が、おじさんになったせいか、鈍感になったようで、一作一作がどうも心に残ら
ない。
だが、ひさしぶりに心に引っかかる作品に出会った。
ディア・ハンター
映画青年時代、アカデミー作品賞、ロバートデニーロ、ベトナム戦争もの、ときて
見逃すはずはないのだが、なぜか初鑑賞となった。
3時間に及ぶ大作なのだが、戦場の場面はわずか数十分。(戦闘場面は3分!)
あとは、アメリカの田舎の、普通の青年たちの、ベトナム戦争従軍の
前と後の、彼ら彼女らの日常を丹念に描いている。
マイク(ロバートデニーロ)は、ベトナム戦争での凄惨な体験から人格を破壊され
てしまった友人を救い出そうとするが、、、。
「ONE SHOT」のセリフがこころに重く残る。
(アメリカ映画名セリフ100選に入ってもいい心に残るセリフだと思う)
久しぶりに後をひく映画だった。
常日頃からスカッとしないのに、休みの日にもこんなに重たくなってしまっては
叶わないなあ、と思いつついい映画に出会えたとも思う。