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2008.11.7

信頼の価値

産業廃棄物のリサイクルや処理に関わる事業者として、社会的な信用を得るということはもっとも大切なことの一つである。

なぜならば私たちのミス一つが取り返しのつかない自然破壊につながる可能性があるからだ。
たとえは悪いが小室哲也が詐欺罪で逮捕され多額の金銭を失ってしまうことも重大な損害ではあるが、人の健康に被害が生じたり安心して住める地球でなくなってしまうほどの究極の被害とは少し違う気がする。

したがって、廃棄物を出す側(排出事業者)や処理をする施設の周辺に住む人が、本当に 「安心して」 廃棄物の処理を任せられる会社であるかどうかの判断ができるように我々は常日頃から腐心すべきである。

その手段としてみすず工業では
産業廃棄物処理事業者の優良性評価制度
に積極的に取り組み、当社のカバーするエリアでいうと許可自治体33、許可の件数にして61件、これに対して片っぱしから取得をし始めている。

(産業廃棄物の営業許可は廃棄物が発生する場所と処理をする場所の自治体の許認可制となっている)

つまり「おたくの会社は、大丈夫安心してください、というけれど本当に大丈夫なの?」
という疑問に
「公平な立場にいる第3者(自治体)に評価してもらい優良事業者であると認定を受けています」
と言えるツールとして利用しているということ。

その制度が2010年をめどに見直しがされるとの記事が環境新聞に載っていた。

P1000108.jpg

優良性評価制度には当初から様々な意見があり、

「メリットが少ない、インセンティブが少ない」

など参加企業がなかなか増えないのが実態である。

(この制度については業界専門誌  「INDUST」  の8月号で意見を述べさせていただいているが長くなってしまうので機会があったら書いてみたい)

賛否両論ではあるがみすず工業としては信頼を得ることを第一としたいのと、優良な事業所を目指すという
「会社の意思」 を社員に示す意味においてこの評価制度を利用することに価値を見出している。

安心・安全な会社を目指すみすず工業のやり方である。