2009.04.30
大阪の説明会
帰りの荷物の重さに、鞄をもつ手が千切れそうに痛くなった。
2010卒学生向けの会社説明会を、みすず工業単独で開いた。
予約の段階では、、早々に定員の36名が2回とも満席になり、あまりのレスポンスの良さに、関西地区のリクルート状況はかなり厳しいのでは?
と考えたりしていたが、直前になってくるとキャンセルが増え始め、、それでも会場にゆとりができていいか、くらいに思って当日を迎えたら、キャンセル者が相次いだ。
思わず話しのはじめに、「キャンセルする場合は事前に連絡するのが礼儀です」といってしまった。
最も来てくれている人に言っても迷惑な話だろうが。
それでも会場に来てくれた学生さんからは真剣さが伝わってきて、こちらも説明に力が入った。
(もちろん、明らかに違うところへ来てしまったな、という態度の人もいて、それが手に取るようにわかってしまうのだが。)
これから入社してくるあなた方と作るみすず工業の姿と、
どのような人間性をもった人と仕事をしたいか、
また入社後どのように育ってほしいかを語りかけた。
帰りがけに余った資料を集めて鞄に戻すと、来たときと対して変わらない重量になっていた。
長旅の疲れと説明会の空虚な疲れと手の痛みが応えた一日であった。
それにしても、説明会のキャンセルは事前に(当日ではなく)、入れるというのが就職活動云々以前の人としての礼儀であることを学生たちに言いたい。