（毎月初めの　ZEROへの道程；エピソード５　闘病）

国立がんセンター東病院

東京近郊とはいえ緑が多く、天気の良い日は公園のはるか先には富士山が見える。

2歳児の行方不明事件

難航した捜索に加わり、わずか数十分で発見したすごい人がいた。

発見したこと自体もすごいが、その生き方がすごい。

私は野球をずーっとやってきた割には、野球に興味がないところがある。

好きなプロ野球チームは？と聞かれても特にないし

プロ野球選手と接する機会があってもサインを欲しいと思ったこともない。

私も何度か見かけたことがあるが、サインをするのが嫌いな人であった。

それでもこの人のサインを欲しいという人は多く、側からみていて「怒り出し

はしないか」とハラハラしていたことを覚えている。

そのくらいそこにいるだけで怖い人だった。

帝国ホテル

リッツカールトン

ニューオータニ

などなど日本を代表する高級ホテルの名を背負っている出場者の中に

長野駅前の雑居ビルの二階から単騎乗り込んだソムリエがいる。

知人のお祝いに出席した。

永年の国際交流事業への活動を評価されて長野県知事表彰を受けたとのこと。

はじめは５、６人でといっていたのが、仲間が仲間を誘い６０人ほどで祝う会

を行った。

先日の暑気払いでとなりに座った金井くんと話しをしているなかで、

今社長が欲しいものはなんですか？

との質問に、答えに窮した。

無事これ名馬

特段用意していた言葉ではなかったが、退職の挨拶をしている宮下さんの姿を

みていたら、この言葉が頭に浮かんだ。

レオナルド・ダ・ヴィンチの　モナ・リザ　は絵の正面に立つときはもちろん、

どの角度からみても見つめられている感じがする不思議な絵だという。

友人というと怒られるだろう  （俺はお前の友達か？）

知人というと他人行儀になる

やはり先輩だろうか。 （どうでもいいけど次いつ？）

25年間あっという間だった。

矢のように過ぎた時間は楽しかった。